「転職サイトってどうやって使うの?」
「上手く使う方法は?」
「結局どの転職サイトがおすすめなの?」
転職しようと思っているけど,流れが分からなくて転職活動が始められない方もいるのではないでしょうか。
転職サイトは,転職のためだけでなく,今後のキャリアを考える上で非常に参考になります。
無料で登録できるので,今後のキャリアに悩んでいる全サラリーマンに登録をおすすめします。
本記事では,転職サイトを使う流れ,転職サイトの賢い使い方,おすすめの転職サイトを紹介します。
今後のキャリアの参考になれば幸いです。
転職サイトと転職エージェントの違いを知りたい方は「【先ずはこれだけ登録すればOK】おすすめの転職エージェントと転職サイト」をご覧ください。
転職サイトの使い方・流れ
転職サイトの流れ
- 登録
- 求人検索
- 応募
- 選考
先ずは個人情報を登録します。
その際,履歴書,職務経歴書を書くことになります。
履歴書や職務経歴書は,転職サイトによってテンプレが指定されている場合があります。
一度書いてしまえば,他の転職サイトでもコピペで使いまわせるので,テンプレに従って書きましょう。
書類を登録しておけば,すぐに応募することができます。
希望の条件で求人を検索し,応募すると選考に進みます。
その後,企業から連絡があり,日程調整後,面接に進むという流れになります。
転職サイトのメリット・デメリット
(1)メリット
転職サポートツールが使える
転職サイトでは色んなサポート機能を使うことができます。
求人検索の他に,適職診断や年収診断など,自己分析のツールを使用することができます。
また,転職活動のノウハウやセミナーが用意されている転職サイトもあります。
手厚いサポートがあるかどうかは,転職サイトを選ぶうえでの1つのポイントです。
大量の求人検索ができる
特に大手の転職サイトでは,求人数が非常に多く,多種多様な求人を見ることができます。
自分の希望条件に合った求人のみに絞って検索ができるため,無駄な情報を見る必要がありません。
また,希望条件の中にも,自分の知らない企業や業界を知ることもでき,活躍の場を広げられる可能性があります。
条件を絞りすぎないことをおすすめします。
自由に応募できる
合否は別として,未経験の業界や職種にも自由に応募することができます。
学生時の就職活動で叶わなかった希望を再度叶えるリベンジ転職等,どうしてもやりたいことがある場合は応募してみると良いです。
また,転職エージェントとは異なり,自分のペースで転職活動ができるのもメリットの1つです。
(2)デメリット
自分で調べるには限界がある
転職サイトには非常に多くの求人が掲載されています。
そのため,よほど希望条件を絞らない限り,数多くの求人がヒットするはずです。
特に,働きながら転職活動を進める人には,全ての求人に目を通すことは難しいです。
また,求人票の情報しか得ることができず,詳細な情報を得るためには,他の情報網も駆使する必要があります。
転職活動の全てを自分で行う
仲介がなく,自分対企業になるため,選考の日程調整や内定辞退,年収交渉等を全て自分で行う必要があります。
何度か転職の経験があり,慣れている人は問題ありませんが,初めて転職する人や働きながら転職する人にとっては大きな負担になります。
また,転職エージェントでサポートしてもらえる書類や面接対策等も全て自分で行わなければなりません。
転職サイトを賢く使う方法
冒頭でも述べましたが,転職サイトは自己分析や今後のキャリアに備えた情報収集に非常に有効です。
(1)市場を知る
先ずはどんな人材が求められているのかを知りましょう。
採用企業側は,先を見据えた人材募集をしています。
そのため,どこにどんな需要があり,今後どのような経験を積んでおけば良いのかを見極めることができます。
流れの激しい時代を生き残っていくためにも,求められる人材像を知り,キャリアを作り上げていくことが大事です。
(2)市場価値を知る
大手の転職サイトには,スカウト機能があります。
登録した履歴書や職務経歴書を見て,転職エージェントや企業から直接スカウトされます。
勧められた求人数や求人内容から,自分の価値がどの程度なのかを知ることができます。
今の自分の年収と比較して,高い年収を提示される場合があります。
実は,同じ職種でも,業界によって年収が異なる場合が往々にしてあります。
これは,業界によって収益性が異なるからです。
当然,収益性の高い業界ほど年収が高くなります。
そのため,同じ仕事内容でも,業界を変えるだけで年収を上げることも可能です。
思わぬスカウトが来る可能性がありますが,先入観に捉われず,キャリアの幅を広げられるチャンスになります。
(3)適職を知る
大手転職サイトには適性診断の機能があります。
適性診断を鵜呑みにする必要はありませんが,普段適性診断をする機会もないと思うので,自己分析の参考にしてみてはいかがでしょうか。
また,ミイダスでは年収診断ができます。
現在の自分の経験の適性年収を知ることができます。
無料で登録できるので,合わせて参考にしてみてはいかがでしょうか。
転職エージェントと転職口コミサイトの併用がおすすめ
(1)転職エージェントを併用する
こんな人には転職エージェントがおすすめ
- 転職方針が定まっていない
- 自分で求人検索をする時間がない
- 書類や面接対策をしたい
- 合格率を上げたい
特に転職方針がまだ定まっていない人は,転職エージェントも併用することを強くおすすめします。
なぜなら,転職サイトには非常に多くの求人情報があり,方針が定まっていないと,求人を絞り切ることができず,どの求人に応募していいのか判断ができないからです。
転職エージェントはプロのキャリアアドバイザーです。
キャリアに迷いがある場合は,先ずはプロに相談してみましょう。
方針が定まれば,それに合った求人を紹介してもらえます。
また,転職エージェントはサポートも手厚く,選考の対策や企業との交渉事を全て行ってくれます。
働きながら転職活動をする人も,落ち着いて転職活動を進めることができます。
ちなみに転職エージェントでは,非公開求人も扱っているので,転職サイト内で希望の求人になかなか出会えない人にもおすすめです。
もっと詳しく転職エージェントについて詳しく知りたい方は「自分に合う!タイプ別おすすめ転職エージェント6選【体験談を添えて】」をご覧ください。
(2)転職口コミサイトを併用する
転職活動を行うにあたって,口コミサイトも併用しましょう。
求人情報には,基本的には表面上の良い情報しか書いてありません。
応募する前に社内情報を知っておくことで,転職後の満足度を上げることができます。
皆さんも就職してから「こんなはずではなかったのに・・・」と思う部分が少なからずあると思います。
そのようなミスマッチを最小限に抑えるためにも,情報はなるべく多く仕入れましょう。
ただし,口コミサイトにはネガティブなことが書いてあることが多いため,鵜呑みにしすぎないように注意しましょう。
転職サイトを選ぶポイント
(1)複数の転職サイトに登録する
転職サイトによって,扱っている求人が異なります。
そのため,複数の転職サイトに登録することをおすすめします。
ただし,あまり多くの転職サイトに登録しすぎても見切れないので,多くても3つ程度で抑えましょう。
(2)求人数を見る
特に初めて転職をする人には,求人数の多い転職サイトを使用することをおすすめします。
上述しましたが,業界を変えるだけで年収が上がったりと,思わぬ求人が転がっている可能性があります。
選択肢の幅を広げるためにも,規模の大きい転職サイトを利用しましょう。
(3)特色を見る
転職の方針が決まっている場合は,転職サイトの特色を見ましょう。
転職サイトによって,得意の業界・職種を持っている場合があります。
ITやメーカー特化,地方転職特化,外資特化,ハイクラス特化等,自分の目的に合わせて使い分けましょう。
おすすめの転職サイト
(1)リクナビNEXT
(出典:リクナビNEXT公式HP)
業界最大級の転職サイトで,転職サイト会員登録率No.1のサイトです。
求人数が圧倒的に多く,サポートとして,自分の強みが分かるグッドポイント診断やスカウト機能を使うこともできます。
リクナビNEXT限定公開の求人も多数あります。
初めて転職をする人は先ず登録して間違いありません。
(2)マイナビ転職
(出典:マイナビ転職公式HP)
業界最大級の転職サイトです。
マイナビも求人数が非常に多く,適職診断のジョブリシャス診断や社会人力診断をはじめ,スカウト機能や履歴書添削,転職ノウハウセミナー等,サポートが充実しています。
こちらも初めて転職する人におすすめです。
(3)doda
(出典:doda公式HP)
dodaも業界最大級の転職サイトです。
年収や適職,適性等,自己分析の参考になる診断ツールが豊富に揃っています。
また,スカウト機能がある他,転職エージェントとしての機能も兼ねています。
そのため,doda一つで転職ツールを一通り完結させることが可能です。
初めて転職する人や働きながらで時間がない人におすすめです。
(4)キャリトレ
(出典:キャリトレ公式HP)
キャリトレは,ビズリーチが展開する20代の若手を対象にした転職サイトです。
上記の転職サイトとは少し毛色が異なり,自分の登録した経歴にマッチした求人がAIによって紹介されます。
「興味がある」をタップすると,その思いが企業に届き,マッチすると企業からスカウトが来ます。
AIによるおすすめのため,先入観を排除した思わぬ求人が紹介されることもあり,選択肢の幅を広げたい人におすすめです。
なお,通常のスカウト機能もあります。
(5)ビズリーチ
(出典:ビズリーチ公式HP)
ビズリーチは,年収600万円以上の人や30代を中心としたハイクラスの転職サイトです。
主に,スカウト機能がベースになります。
経歴を登録すると,ヘッドハンターや企業から直接スカウトが来ます。
連絡をくれたエージェントの中から,自分に合いそうなエージェントを見つけることが可能です。
年収UPを目指す人や2回目以降の転職者におすすめです。
(6)リクルートダイレクトスカウト(旧称:CAREER CARVER)
(出典:リクルートダイレクトスカウト公式HP)
リクルートが展開するハイクラスの転職サイトで,直近年収600万円以上の人が対象のスカウト型転職サイトです。
転職後の平均年収が950万円以上という実績を誇っています。
ビズリーチと同様に,登録した経歴からヘッドハンターからスカウトが来ます。
管理職の転職等,ハイクラス転職を目指す人におすすめです。
まとめ
転職サイトは,転職活動以外にも自己分析や今後のキャリアを考える上で,効果的な使い方が可能です。
大企業が安定ということもなくなった現代を生き残るためにも,転職サイトを賢く活用してみてください。
一緒に豊かな人生を目指しましょう。
コメント