車通勤で手が離せないけど,上手く時間を活用できないかな。
そう思ったことはありませんか。
車通勤にかかる時間が往復1時間だとすると,1年で240時間になります。
240時間何もしないのはもったいないですよね。
この時間を英語の勉強に使ってみませんか。
英語を不自由なく話せるようになるには,数千時間以上の勉強が必要と言われています。
なので車通勤の時間だけでは,当然,英語を身に付けるための時間としてはあまりにも短いですが,勉強するきっかけになればと思います。
そこで,今回は車通勤中でもできる英語の勉強方法について紹介します。
今回はこんな人におすすめ!
- 車通勤中に自己投資がしたい
- 英語脳を鍛えたい
- 家で勉強する気が起きない
車通勤におすすめの英語勉強法
日本の英語教育の中心はリスニングとリーディングで,スピーキングとライティングはほぼ無いですよね。
インプットはあっても,アウトプットが無いんです。
私も中学から大学までほとんどアウトプットがありませんでした。
つまり,英語の使い方を知らないんです。
そりゃあ日本人は英語を喋れないわけです。
そこで,車通勤中にスピーキングの練習ができれば,随分変わると思いませんか。
車通勤ならではの最大のメリットは声を出せることです。
電車通勤の人には,恥ずかしくてできないことですよね。
電車通勤の人に差をつける,スピーキングに特化した勉強方法を2つ紹介します。
- 瞬間英作文
- 独り言
瞬間英作文
瞬間英作文とは,日本語を瞬時に英文に直して喋ることです。
この勉強方法は有名で,反射的に英語が口から出るようにするトレーニングです。
簡単な英文で大丈夫です。
例えば,これを瞬間的に英語に直せますか。
(1)何かいいものあった?
(2)もうすぐ着くよ!
(3)無くした鍵見つけた?
簡単な文ですが,意外とパッと出てこないんじゃないでしょうか。
正解(例)はこちらです。
(1)Did you find anything nice?
(2)I’m almost there!
(3)Have you found the key that you lost?
英文を見てもそんなに難しくないですよね。
冷静に考えれば出てくるものだと思います。
でも,これらを瞬間的に口から出すには訓練が必要なんです。
そこで,私がおすすめしたいのはJリサーチ出版の『会話できる英文法』です。
先ほど例文で挙げたような簡単なフレーズが720フレーズあります。
フレーズの中にしっかり覚えるべき文法も落とし込まれていますので,会話主体で文法を覚えたい方にもおすすめです。
通勤中に使うのは,付属されているCDです。
CDは各フレーズで「日本語→数秒空白→英語」と流れるので,日本語を聞いたら英語で発声してみましょう。
日本語から英語に直すのでは英語脳にならない等,賛否両論はありますが,情景をイメージできれば問題ないと思います。
あとは,英語が流れたらシャドーイングをしましょう。
シャドーイングとは,英語を聞きながらその後に続いて発声する訓練方法です。
英語特有のリズムや発音,イントネーション等を真似することで体に染み込ませます。
自分で発音できないものは聞き取れません。
スピーキングの練習をすればリスニングの強化にも繋がるので,一石二鳥です。
私はどちらかというと,このシャドーイングの方に効果を感じています。
TOEICのテストも全部は聞き取れないにしろ,少なくともパニックにならず冷静に聞けるようになりました。
英語のフレーズが自然と自分の口から出てくるまで,ぜひやってみてください。
独り言
2つ目は英語で独り言です。
これも初めは簡単な文章で大丈夫です。
「今日あった出来事」「やったこと」「運転中に見たもの」
何でもいいので,英語にしてみましょう。
これをやるメリットは3つです。
- 英語の文章を作る練習になる
- 主に日常でよく使うフレーズや単語を覚えられる
- 知らない単語を知っている単語に置き換える練習になる
言わずとも英作文の練習になります。
しかも,普段の情景を英語にしているので,自然と日常に必要なフレーズや単語が覚えられますよね。
あとは「あれ?これって英語でなんて言うんだろう?」と思うことが出てくると思いますが,すぐ調べるのではなく,他の言い回しを考えましょう。
運転中なのですぐには調べられないと思いますが・・・。
これ,海外旅行に行ったときに役に立ちます。
ふと単語が出てこないときに,簡単な言い回しができるとすごい楽です。
私も全然喋らずとも1人で海外旅行に行って,なんとかなっています。
理想は「ものを見る(思い出す)→日本語の文を考える→英語の文を考える」です。
「日本語の文を考える」ステップを飛ばしたいですよね。
先ずは「運転中に見たもの」の方がイメージが湧くかもしれません。
皆さんも英語脳を手に入れましょう。
なお,英語で独り言のやり方はATSUさんのブログで詳しく紹介されていますので,良ければ参考にしてください。
「IELTS8.5の純ジャパが英語のスピーキングを「独り言」で伸ばす練習法公開」
まとめ
今回は通勤中にできる2つの英語勉強法を紹介しました。
- 瞬間英作文
- 独り言
ちなみに,この2つを組み合わせるとさらに効果が上がると思っています。
瞬間英作文で覚えたフレーズを独り言で自分の出来事に置き換えてみる。
そうすることによって,応用力が高まりますよね。
是非,参考にしてみてください。
最後になりますが,運転中に事故を起こしてしまったら元も子もありませんので,運転がメインだということをくれぐれもお忘れなくお願いします。
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